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「不動産投資は儲からない」って本当?真相を分かりやすく解説します

2025年2月7日 金曜日

きっと誰もが一度は憧れる不労所得。
その代表格とも言えるのが不動産投資ですが、WEBサイトを見ていると「不動産投資は儲からない」「不動産投資はやめとけ」といった論調の記事を見かけることも珍しくはありません。

この記事では、一部で「儲からない」と言われる不動産投資について、

  • 不動産投資が儲からないと言われる理由
  • 不動産投資で儲けるためのポイント

を分かりやすく解説しています。

不動産投資に興味をもってあれこれ検索してみたけれど、「不動産投資は儲からない」という記事を見て不安になっている……という方は、ぜひ最後までご覧ください。

不動産投資が儲からないと言われる理由

不動産投資が儲からないと言われるのには、不動産投資の性質を正しく認識できていなかったり、運用に失敗してしまったりといった背景が考えられます。

以下に代表的な理由を挙げましたので、順番に詳しく見ていきましょう。

短期的に儲かる投資ではない

不動産投資は、FXや仮想通貨のように「短期的に儲かる可能性があるが、大きな損失を抱えるリスクもある」という投資方法ではありません。
不動産投資は二十年、三十年の長きにわたって取り組む投資方法です。入居者がいる限り安定した家賃収入が得られますが、ローン返済や各種税金、修繕費といった支出もあるため、ローン返済期間中はまとまった利益を出すことが難しいことが一般的です。

不動産投資は長期にわたってコツコツ利益を積み重ねていくもの、という認識を持たずに始めてしまうと「思ったより儲からない」と感じてしまうかもしれません。

表面利回りを鵜呑みにしてしまった

不動産投資には3つの利回りがあります。
表面利回り、想定利回り、実質利回りの3つです。

中でもよく使われるのが表面利回りで、「年間家賃収入 ÷ 物件の購入価格 × 100%」という計算式で算出します。
収益物件を紹介するサイトで表示されている利回りも大半がこの表面利回りですが、表面利回りは購入時にかかる諸費用や各種支出を加味していないため、表面利回りだけを鵜呑みにしてしまうと「儲からないどころか、赤字になってしまった」となる恐れもあります。

不動産投資を始める前には、各種支出も加味した実質利回り(計算式:(年間家賃収入 - 年間経費)÷(物件の購入価格 + 購入時の諸費用)×100%)も必ずチェックするようにしましょう。

物件選びに失敗した

不動産投資の成功の鍵を握るのは、なんといっても物件です。
とりわけ立地は購入後にどう頑張っても変えることができないものですから、そのエリアの人口推移や再開発予定、周辺の類似物件などをとことん調べてから選ぶようにしましょう。

物件価格が安いからと不人気エリア・今後の活性化が見込めないエリアの物件を購入してしまうと、なかなか入居者が集まってくれずに「空室が続いて儲からない」となってしまいます。

不動産投資で儲けるためのポイント

それでは、「不動産投資は儲からない」を避け、しっかり儲けを出していくためにはどうすればいいのでしょうか。
以下に、不動産投資で儲けるためのポイントをご紹介します。

  • 投資目標を明確に設定してから臨む
  • 長期的な視点をもって不動産投資を行う
  • 物件はよく吟味して慎重に選ぶ
  • 出口戦略まで考えてから物件を購入する
  • 不動産投資に関する知識を常にアップデートする

上述した「不動産投資は儲からない」と勘違いしてしまう理由を払拭した上で、さらに取り入れたいのが「出口戦略」と「不動産投資に関する情報収集」です。

出口戦略とは、いかに損をせず(資金を増やして)投資を終えるかを考えた戦略のことです。不動産投資においては「いかに高く物件を売却するか」が一般的な出口戦略となります。

(もちろん、オーナー様ご自身が物件に住む、といった出口戦略もあります)

売却価格によってはこれまで積み上げてきたインカムゲインが帳消しになってしまう恐れすらあるため、事前に出口戦略を慎重に検討した上で物件を選ぶようにしましょう。

まとめ

一部では「儲からない」と言われることもある不動産投資。しかし、実際には、不動産投資について正しく理解できていないことによる誤解が多いことがお分かりいただけたかと思います。

少ない手間で運用でき、長期にわたって安定した家賃収入が期待できる不動産投資ですが、正しい知識を持たないまま臨んでしまうと思わぬ失敗を招く恐れがあります。
通勤中などの隙間時間にコラムや関連書籍を読む、休日にセミナーに参加するなどを通して、有益な情報を日々収集することをお勧めします