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不動産

不動産投資で失敗した人は全体の4割!〜失敗しやすいポイントや対策〜

2021年5月28日 金曜日

不動産投資を始めるならば、失敗は避けたいもの。
そのためには、先人たちが実際に不動産投資で失敗した理由を知り、その対策を学ぶことが一番です。

この記事では、不動産投資で失敗しがちなポイントと対策を解説。

不動産投資で失敗したことがない人が挙げる「失敗を避けられた理由」もご紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください。

不動産投資家の4割が失敗経験あり!最大の壁は「空室リスク」

不動産投資情報サイト「健美家(けんびや)」が行ったアンケートによると、収益物件保有歴がある不動産投資家のうち、実に4割が「失敗したことがある」と回答。
ミドルリスク・ミドルリターンが魅力といわれる不動産投資においても、一定の失敗リスクがあることが分かりました。

「失敗したことがある」と回答した人が挙げた失敗理由のTOP5は、以下のとおりです。

  1. 空室が埋まらなかった(36.6%)
  2. 修繕費や維持費に出費がかかりすぎた(31.1%)
  3. 相場より高く買ってしまった(29.9%)
  4. リフォームに費用がかかりすぎた(21.3%)
  5. 賃借需要の低い場所に買ってしまった(16.5%)

同じ失敗をしないよう、それぞれへの対策を考えてみましょう。

対策①空室リスクが低い不動産を選ぶ

空室リスクが低い不動産を選ぶことは、不動産投資における基本中の基本です。

空室リスクが低い不動産とは、具体的には、

  • 交通の利便性や周辺環境が良い
  • 部屋の間取り・設備がターゲットと合致している
  • 管理がきちんといきとどいている

などを満たした不動産のことを指します。
空室リスクが低い不動産を選べば、

  • ①空室が埋まらなかった(36.6%)
  • ⑤賃借需要の低い場所に買ってしまった(16.5%)

などの失敗を避けることができます。

対策②修繕費や維持費も収支に組み込んでおく

不動産には老朽化がつきもの。
ただ維持するだけで、日々もさまざまな費用が発生します。
そのため、修繕費やリフォーム費用、維持費などもすべて収支に組み込んでおき、想定外の支出を減らすことが重要です。

「リフォーム不要と聞いていたのに、実際にはとてもそのまま貸し出せる状態ではなかった…」

などの失敗を防ぐためにも、可能なかぎり現地に足を運び、不動産の状態を確認しておくことも大切です。

こうした対策により、

  • ②修繕費や維持費に出費がかかりすぎた(31.1%)
  • ④リフォームに費用がかかりすぎた(21.3%)

などの失敗を回避できます。

対策③不動産投資の知識を身につけておく

何事においても、失敗を避けるためには知識による武装が一番です。
不動産投資においても例外ではありません。
不動産投資について学び、そのリスクや対策を知ること。
また、購入を考えている不動産の適切な相場を知ること。

これらは知識がなくては叶いません。
不動産投資の知識を正しく身につけてさえいれば、

④相場より高く買ってしまった(29.9%)

という失敗も起こらなかったはずです。

不動産投資で失敗しないためには「知識を身につける」ことが一番

同アンケートでは、不動産投資に「失敗したことがない」と回答した人に対し、その理由を訊いています。

得られた回答のTOP3は以下のようになりました。

  1. 本をたくさん読んで、知識を身につけた(52.3%)
  2. 不動産会社に細かく質問をした(36.0%)
  3. セミナーにたくさん参加して、知識を身につけた(28.9%)

なんと、失敗を回避できた理由のTOP3すべてが「知識を身につけた」ことに関連していることが分かったのです。

知識の供給元は本やセミナー、不動産会社などさまざまですが、「知識」が不動産投資の失敗を防ぐためにどれほど有効かがよくお分かりいただけたかと思います。

このことから、不動産投資で失敗しないためには、

  • 本やセミナーなどを通じ、多角的な情報を身につける
  • 信頼できる不動産会社を選び、適切なアドバイスが受けられる環境を作る

の2つが非常に重要であると言えます。

まとめ

不動産投資において失敗しがちなポイントと、その対策についてご紹介しました。
適切な知識さえ備えていれば避けられる失敗も多い、不動産投資。
本やセミナーを通じて知識を得、信頼できる不動産会社をパートナーに選ぶことで、ぜひ失敗しない不動産投資を実現してください。