「東京都内に投資用物件を構えるのであれば、やはり23区内で選ぶべき」
そんなふうに考える方も多いかと思いますが、実は、市部にも魅力的な町は数多く存在します。
東京都の市部最大の町・八王子も、そんな町のひとつです。
この記事では、不動産投資観点から見た八王子の魅力をご紹介します。
東京都内で投資用物件をお探しの方は、ぜひエリア選定の参考にしてください。
八王子の人口は577,137人(令和3年6月1日時点)で、東京都の市部では最大の人口数となっています。
2位の町田市は435,119人、3位の府中市にいたっては263,902人(集計日はどちらも同上)と八王子の半数以下なので、いかに八王子の人口規模が大きいかがお分かりいただけることでしょう。
不動産投資において、人口数はとても重要なポイントとなります。
人口数・面積ともに東京都市部で最大を誇る八王子は、不動産投資におけるポテンシャルも高いエリアであると言えます。
市内に21もの大学など(大学・短期大学・高専)を抱える、全国有数の学園都市・八王子。
市内在住の学生は約10万人とも言われており、学生からの高い賃貸需要が見込めるエリアです。
四年制大学に通う大学生の場合、一度入居すると、まず間違いなく四年間は継続して住み続けてくれることが考えられます。
また、入居者の卒業に伴って空室が発生したとしても、同時期にまた新入生が越してくることが想定されるため、空室リスクが生じにくいというメリットもあります。
一年や二年といった短期間で退去してしまう可能性が低いうえ、毎年一定数の新入生が転入してくるため、安定した家賃収入を得やすいエリアであるとも言えるでしょう。
JR中央線、JR横浜線、JR八高線、京王線などが乗り入れている八王子。
JR中央線は東京都心と山梨・長野を結んでおり、JR横浜線は新幹線停車駅である新横浜駅に繋がっています。
また、京王線は都内有数のターミナル駅・新宿駅に繋がっているなど、都心へも地方へも気軽にアクセスすることができます。
始発駅が多いのも魅力のひとつで、「座って通勤・通学できる」という点に惹かれる入居希望者も多いことでしょう。
また、中央自動車道や首都圏中央連絡自動車道などを利用すれば、車でも都心や地方にラクラク移動することが可能です。
山や海へもアクセスしやすいため、休日にアウトドアライフを満喫したい人にも人気のエリアです。
居住地に交通の便の良さを求める人は多いため、八王子の優れたアクセス環境は、賃貸需要を高める一要因として貢献してくれると考えられます。
ミシュランの観光ガイドでも紹介された「高尾山」をはじめ、緑あふれる観光名所を数多く有する八王子。
東京都内の町であり、都心へもアクセスしやすいという好立地ながら、緑豊かな癒やしの暮らしも叶えてくれる八王子は、「都会と田舎のいいとこ取り」なエリアであると言えます。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けてテレワークが普及し、充実した住環境が重視されるようになった昨今。
「都心にある会社に通いやすく、豊かに暮らすこともできる郊外の家」の需要が高まっている現代において、八王子はまさしく理想のエリアなのです。
今回の記事では、東京都の市部における最大の町・八王子の魅力を解説しました。
都心と田舎の良さを併せ持つ八王子。
不動産投資を始めるにあたり、ぜひ候補に加えておきたい人気エリアです。